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ミルテラスカウンセリングルームからのお知らせと、心の栄養になるお話をお届けします。

八正道 #ファイル14

#ファイル14

カウンセリングを受けた感想

1. カウンセリング前の心境

 その時、私は夫を亡くして5カ月目でした。

 遅い結婚でしたが二人で楽しく幸せな生活をしていたのに、がんを患ってわずか4カ月で夫は逝ってしまいました。私は悲しくて悔しくて、夫の死をどう受け入れたらいいのか、自分はこれからどうやって生きて行けばいいのか、その答えが欲しくてグリーフケアのカウンセリングを受けました。

2. カウンセリングを受けた体験(詳細)

 ちあき先生は、柔らかい笑顔で「お話を聞きましょうか?」と私の話を静かに聞いてくださいました。私は、夫がどんなに素晴らしい人だったか、自分がどれほど彼を愛していたかをしゃべり続けました。夫が亡くなってからこんなに泣いたことがあっただろうかと思う程、ボロボロ涙を流しながら話しました。ちあき先生は「大丈夫、旦那様はいつもそばであなたを見守ってくれている、今も側にいるよ」と言ってくださいました。これまでにも似たような言葉をかけてくれる家族や友人がいましたが、私はそれらの言葉を「大人が子供に『サンタクロースはいるよ』と信じさせるのと同じ」という風にしか受け止めていませんでした。でもこの時のちあき先生の言葉で「あ、本当にいるんだ」と感じられました。

 それからぐちゃぐちゃと余計なことを考えず、淡々と今目の前のことをする、毎朝少しの時間でも静かに自分の心と向き合う、ということを続けています。

3. カウンセリングによる気づき・変化

 自分の心の中のすべてを吐露し、受け止めてもらえる、それがカウンセリングの大切なことだと感じています。それは今の辛さ哀しさだけではなく、いままでどれ程幸せだったか、どんなに素敵な人生だったかということも含めて、すべてを話し、聞いてもらえたことです。こういう経験は、日常生活の他の環境ではありえなかったと思います。

 すべてを吐露した私の思い、それを共感し受け止めていただけたことで、嬉しく幸せを感じることができました。毎日たんたんとルーチンワークを続けるうちに、自分の中に前向きに生きる意欲が芽生えてきた気がします。今でもメソメソ悲しくなることはありますが、「メソメソしながら元気に生きる」を心掛けています。

4. まとめと今後の展望

 あの時のカウンセリングのおかげで今は、側に夫を感じながら、且つ、自らが前向きに目標をもって生きて行くことができています。

「いつも一緒に いまここ を生きる」こんな心境になれたのもちあき先生のカウンセリングのおかげです。ありがとうございました。

カウンセリングを受けた感想(短縮バージョン)

 その時、私は夫を亡くして5カ月目でした。悲しくて悔しくて、夫の死をどう受け入れたらいいのか、これからどうやって生きて行けばいいのか、その答えが欲しくてグリーフケアのカウンセリングを受けました。

先生は、柔らかい笑顔で私の話を静かに聞いてくださいました。私は、夫が亡くなってからこんなに泣いたことがあっただろうかと思う程、ボロボロ涙を流しながらしゃべり続けました。先生は「大丈夫、旦那様はいつもそばであなたを見守ってくれている、今も側にいるよ」と言ってくださいました。この言葉で「あ、本当にいるんだ」と感じられ、ぐちゃぐちゃと余計なことを考えず、淡々と今目の前のことをする、毎朝少しの時間でも静かに自分の心と向き合う、ということを続けました。

自分の心の中のすべてを吐露し、受け止めてもらえる、それがカウンセリングの大切なことだと感じています。これは、日常生活の他の環境ではありえなかったと思います。思いを共感し受け止めていただけて、嬉しく幸せを感じることができました。

あの時のカウンセリングのおかげで今は、側に夫を感じながら、且つ、自らが前向きに目標をもって生きて行くことができています。こんな心境になれたのもちあき先生のカウンセリングのおかげです。ありがとうございました。

福井県在住 I N 様  屋久島にて

 

3月末に彦根での病院で緩和ケアの実習に行きます

 身体と心と魂に寄り添える、スピリチュアルケアが提供できるための臨地実習です。

 今までの学習を実践する場になります。

 緊張しますが先輩の体験された話を、聴いて少し安心しました。

 心を落ち着け、今日も静かな心で生きていこう。