Blogブログ
ミルテラスカウンセリングルームからのお知らせと、心の栄養になるお話をお届けします。
葉っぱのフレデイ 〜いのちの旅〜 #ファイル5
ある青年が20歳前に大切な祖父の死と向かい合い、死別の悲しみに直面した時に落ち込みを見せて、なかなか不安な気持ちから立ち上がれませんでした。

死について的確な説明ができない周りの大人たちだったのかもしれません。私たちはどこから来て、どこへ行くのでしょう。生きるとはどういうことでしょう、死とはなんでしょう。人は生きている限りこうした問いを問い続けると言います。いつでもどこからでもそこに向き合うことはできます。
この絵本から、自分の人生を『考える』きっかけになってくれることを祈ります。 アメリカの哲学者 レオ・バスカーリア博士
葉っぱのダニエルが『いつかは死ぬさ。でも”いのち”は永遠に生きているのだよ。』と答えていて、その後のフレデイとのやりとりが印象的です。
#ファイル5
仕事と人間関係に疲れてうつになり、生きることがつらく感じていた時に、家族のすすめでミル・テラスのカウンセリングを受けました。
話を聴いていただく中で、周りの評価を気にし、頑張らなければ自分は誰にも認めてもらえないという想いにとらわれ、環境に過剰適応しようとしていたことを気づかされました。
これまでの人生を掘り下げ、自分を押し殺した生き方をしてしまうきっかけとなった過去のトラウマに向き合うことで、誰にもいえなかったつらさやうまく言語化できなかった想いなど心の中にたまっていたものを吐き出すことができした。
相談する中で、うまく生きられないことへの不満やこうであるべきというこだわりをなくし、少しずつですがありのままの自分とこれまでの人生を受け入れられるようになってきたと思います。
また、ネガティブな感情や不安を軽減して心落ち着かせてくれるマインドフルネスや生きづらさを抱えている人に対する制度やサポートについても詳しく教えていただきとても感謝しています。
兵庫県在住 40代男性
次回は、焦らない自分になり、楽に生きるには、ネガテイブ・ケイパビリテイについて、少し考えてみたいと思います。
現代人は早く、早く、という世の中のストレスが過剰で日々の生活ですぐに答えを出すことを求められて、自分が無自覚にも焦り疲弊しているかもしれないことに気づいてください。本当に自分がやりたかったこと、なりたかった自分がわからなくなっている人は少し意識されることが大切です。かくいう私もかつての現役時代はそうでしたから、思考癖で走っていました。
時にバランスを取り自分軸を取り戻すための心身の健康づくりを一緒に考えてみましょう。
自分の人生は何だったのか、人生最後の日に振り返って満足に迎えられるように、時々内観して自分自身を見つめてみましょう。 ミル・テラス 金子
